反核医師の会ちば
-核兵器廃絶と脱原発-
核兵器の廃絶と脱原発を求めて
反核医師の会ちば-核兵器廃絶と脱原発-は1984年6月10日、「核戦争防止千葉県医師の会」としてその産声をあげました。核戦争を防止するという考えを千葉県内の医師・歯科医師の間に広げようと、様々な活動を進めてきました。2011年の福島原発の事故以降は、議論を重ね、脱原発の活動も行っています。
新着情報
■ 2022年8月1日 7月31日に第39回総会を開きました
■ 2022年3月10日 ロシアによるウクライナ侵攻への抗議文を発出しま
した
■ 2021年10月30日~31日 反核医師のつどいin千葉をオンラインで開
きました
■ 2021年8月11日 「黒い雨」訴訟の判決確定で談話を発表しました
■ 2021年8月6日 県庁で原爆パネル展が開かれました
■ 2021年7月17日 千葉県原爆被爆者慰霊式典が開かれました
■ 2021年6月4日 政府へ核禁条約の批准を求める、署名を推進する会
が発足しました
■ 2021年4月20日 山梨の医師の会と交流しました
■ 2021年4月11日 保団連が原発問題交流集会を開きました
ご挨拶
1945年(昭和20年)に広島・長崎に原爆が投下されてから半世紀以上が経ちました。一瞬にして20万人以上の尊い命が奪われ、75年を経た今も被爆の後遺症で多くの人たちが苦しんでいます。しかし、地球上にはいまだに推定13,000発以上の核兵器が存在し、人類を何十回も殺し尽くせる状態は少しも変わっていません。
核保有国が核軍縮を停滞させている状況の中、非核保有国の間では核兵器の非人道性に対する認識が広がり、人道アプローチの流れが加速しました。こうした世界の流れと、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)などによる市民社会の動き、被爆者の長年にわたる運動が結実し、ついに2017年7月7日に国連で「核兵器禁止条約」が採択されました。2020年10月には条約の発効に必要な批准国が50か国に達し、90日後の2021年1月22日に発効となりました。この条約は、核兵器の開発・実験・生産・製造・取得・保有・貯蔵・使用・威嚇など、核兵器を包括的に禁止し、核兵器を国際的に違法とするものです。しかし、唯一の戦争被爆国である日本政府は、安全保障を「米国の核の傘」に依存していることを理由に条約への不参加を明言しています。
私たちは生命と健康を守る医師として、今こそ核兵器のない21世紀にするために、核戦争防止・核兵器廃絶の声を一層大きくしていかなければならないと考えています。
私たち核戦争防止千葉県医師の会は、1984年6月、県内の医師・歯科医師で結成し、現在約75名の会員で、思想・信条・宗教の違いを超えて、核戦争反対・核兵器廃絶の一致点で協力し運動を進めています。2011年3月11日の東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故を鑑み、将来的には原子力による発電から再生可能な自然エネルギーへの変換を求め「脱」原発もスローガンに加えました。たとえ平和目的であっても、軍事転用も可能となる「核」そのものの保有に反対しています。 是非、先生方にもこの機会に私たちの運動にご参加していただきたく、ご案内申し上げます。
代表世話人 川村 実・前島 明 他世話人一同
反核医師の会ちば-核兵器廃絶と脱原発-
日常の連絡先:260-0031 千葉市中央区新千葉2-7-2 大宗センタービル4F
千葉県保険医協会
電話:043-248-1617 ファックス:043-245-1777
e-mail:panwchiba■gmail.com
(■を「@」に代えてご連絡ください)